2017年10月26日木曜日

痣(あざ)地蔵 宇都宮市徳次郎町

今年の6月に「お願い地蔵」を調べていた時に、徳次郎町に「痣(あざ)地蔵」
あることを発見をしました。
すっかり秋も深まり、多少歩いても汗だくにならない季節になり、
また、久しぶりに晴れたので、徳次郎町の「痣(あざ)地蔵」を確認に行って来ました。

日光街道を宇都宮市街から日光に向かい、「富屋地区市民センター」の歩道橋を
通り過ぎます。

 

すぐに「徳次郎交差点」の道標が見えます。



300mで「徳次郎交差点」です。この国道293号線を左折します。
左折して進むと「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」まで2㎞みたいです。

 



この交差点「徳次郎」



「と・く・じ・ら」ではなく、「と・く・じ・ろ・う」です。
元々、両方の読み方があったらしく、私は、「とくじら」派です。

1954年に徳次郎町のある旧富屋村を含んだ1町10村と宇都宮市が合併した際、
町名のふりがなが「とくじろう」と告示されているそうです。
しかし、日光宇都宮道路の徳次郎I.C.も昭和51年には、「とくじら」となっていた
そうですが、平成20年に管理が日本道路公団から栃木県道路公社に移管になつた
のを機に「とくじろう」に変更したそうです。

話はそれてしまいましたが、「徳次郎交差点」を左折してすぐに右斜めに入る道が
あります。



入ると、すぐに右側にお堂が見えます。



「痣(あざ)地蔵堂」です。

 

由来が書いてありますが、ちょっと文字が判読できませんが、
中徳次郎町の土中から開墾の際に発見され、智賀都南広場に安置した後、
元神宮寺と云われた石屋根のお堂に遷座されたそうです。
この地蔵は、「あざ」、「いぼ」で困っている人が地蔵尊にお願いすると
不思議に治ると云われ、近村は勿論のこと遠くは東京・福島・群馬方面からも
お参りする人も多数いらっしゃったみたいです。
その後、二転三転した様子で、現在の場所には、平成6年12月に建立されたそうです。

 

「痣(あざ)地蔵」です。



「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」方面から来ると、
「徳次郎郵便局」の先を左折です。



以上!