本日は、宇都宮市新里町と日光市猪倉を結ぶ新里街道(県道22号線)の
旧道の鞍掛峠に行ってきました。
現在は、平成9年に鞍掛トンネルが開通し、使われていないらしいです。
トンネル手前の栗谷沢ダム。
昭和19年に大谷石採掘場跡に建設した、中島飛行機製作所の一部門の
三鷹エンジン地下工場の工業用確保の貯水池として計画されたものらしいです。
昭和20年3月から完工を急いだが、同年8月の終戦となったため工事は中止。
しかし、地元民の灌漑用水池にとの熱望で昭和21年に完成したらしいです。
ちなみに、昔は「新里ダム行き」のバスがあったような記憶があります。
栗谷沢ダムを後に旧道へ出発。
左手に鞍掛トンネルが見えます。
廃道のわりには車の通っている様子がうかがえます。
山菜を採りに来ている車もありました。
途中に「石碑」がありました。
「くらかけとうげ かいさくきねん」と書いてあります。
当時は、重要な「道」だったと思います。
峠の道祖尊がみえてきました。
峠に到着です!
数十年前には、祠はなく道祖尊のみでした。
祠の中には、白い道祖尊が・・、昔は黒色だったような(・・。)?
管理者です。
ここから先は、旧今市市(現日光市)。歳月の流れを感じます。
木の枝で見づらいですが、手前は宇都宮市の文字。
日光市側トンネル口付近に到着です。
帰りはトンネルを通って戻りました。
以上!