2017年12月29日金曜日

謎の階段(宮環沿い)のつづきと大塚古墳 宇都宮市上戸祭

本日は、「謎の階段(宮環沿い)」の探検のつづきです。

落葉樹の葉もすっかり落ちてしまい、いつもの雑木林は見透視の良い状態に
なっていました。
「沖釣り海遊倶楽部」の看板周辺もこのような状態です。



ちなみ前回の9月はこのような状態でした。



前回の「謎の階段」の周辺の宇都宮の歴史等を調べていたところ、
「謎の階段」の南側に「大ジノ古墳群」があり、その南側に「大塚古墳」
が存在することがわかりました。
「謎の階段」は、
おそらく、それらの「古墳」に通じる階段では?と思いますが・・・。

位置関係の把握のため、先ずは、「謎の階段」の進行方向の手前の
「簡易舗装の坂道」を進んでみます。
道路の反対側には、ステーキ屋さんがあります。

 

登っていきます。
踏み跡のしっかりした路をさらに進みます。

 

やがて「T字路」に突き当たります。
仮に「A」と「B」を結ぶ路を「C路」とします。



「A」の方向に進むと、上戸祭の長岡街道から「長岡公園」に通じる道路に出ます。

 

「B」の方向に進むと、「大塚古墳」の北側を通り、長岡街道沿いの住宅街へ出ます。

 

 



改めて「謎の階段」を登ります。



踏み跡のある方向へ進むと、丘陵が確認できます。



さらに進むと、丘陵がはっきり確認できます。



丘陵を登りきると前述の「C路」に出ることがわかりました。



日光街道から長岡街道に入り、「上戸祭小学校」を左手に釜川橋を渡ります。

 

耳鼻科医院のあるT字路を直進します。



直ぐにセブンイレブンがありますので、その先を右折します。
(車屋さんの手前です)



ちなみに、車屋さんの前に「大塚古墳」の看板があります。

 

その後、しばらく直進すると、左側にコンクリートの塀と緑色のアパートが
見えて来ます。

 

その間の路を登ります。コンクリートの塀が終わると何か見えます。

 

「大塚古墳」の石柱と案内板です。

 

古墳の上から南側に戸祭配水場の高架水槽が見えます。

 

案内板の右側の路を進むと



先ほどの「C路」にでることがわかりました。

 

文献によると、「大塚古墳」の北西には「大ジノ古墳群」があるとされています。
その「大ジノ古墳群」の直ぐ北側には「宇都宮環状道路」が通っていることが
わかります。
やはり「謎の階段」は、「大ジノ古墳群」、「大塚古墳」に通じる階段だと思います。

以上!












2017年11月16日木曜日

橋潜り地蔵(はしくぐりじぞう) 宇都宮市新里町

本日は、「お願い地蔵」、「痣(あざ)地蔵」に続き、
「橋潜り地蔵(はしくぐりじぞう)」を確認に行って来ました。
シリーズ化した訳ではないのですが・・・。

鞍掛山の頂上にあったものを天狗が今の場所に移したという伝承があるそうです。
また、「はしか地蔵」とも呼ばれ、はしかにかかった者を堂の前の橋をくぐらせると
なおると言う伝えもあるそうです。
詳細は、こちらをご覧ください。
医療の発達していない時代に頼るものは、神や仏だったのでしょう・・・。

県道22号線(大沢 宇都宮線)を市街から大沢に向かいます。
道の駅うつのみや ろまんちっく村を右手に見ながら直進です。

 

ゴルフ場入り口を通りすぎると、ゴル場の陸橋が見えてきます。

 

陸橋を過ぎると、右手に何か見えます。



お堂です。手前に石碑ありますが、風化が激しく判読できません。

 

「橋潜り地蔵堂」です。

 

お堂の前に「御詠歌」があります。
「はるばると ちかいをここに地蔵尊 はしかかるくと 橋くぐらん」



「橋潜り地蔵」です。



橋は、これ?でしょうか? 「はしかにかかった者を堂の前の橋をくぐらせる・・・」
しかし、お堂の脇だし・・・。



お堂の前の県道沿いにもありますが、こちらはコンクリート製だし、
この県道も旧道ぽくないし・・・。



地蔵堂はおおよそ、南を向いているようです。



「日光東照宮の神橋と直角をなしている・・・」というと、やはりこちらかも?



はしかが流行すると、この地蔵堂で「自性院」が出張してお札が売られたそうです。
「自性院」に行ってみます。
県道22号線(大沢 宇都宮線)を宇都宮市街方面に戻り、信号を右折します。

 

沢自治会の公民館を右手に見ながら、道なりに進みます。

 

左に大きくカーブし、その先のカーブミラーを右折です。

 

左側にはゆず畑です。



本日のベスト・ショットです。



そのまま道なりに進むと、右手にお寺らしき建物が見えます。

 

「自性院」です。

 



「新里」と言えば、「新里ねぎ」と思っていましたが、
先日の地元の新聞に地域ブランド「宮ゆず」として売り出している記事が
掲載されていました。
県道22号線(大沢 宇都宮線)沿いに「ゆず直売所」があります。
看板もあります。

 

こちらは、「ねぎ」畑です。



以上!